近年続々と導入しているトラック予約受付システムMOVO Berthは、物流業界の労働時間削減の救世主となるのか?
私はトラックドライバーの仕事をしています。主に冷凍・冷蔵の荷物を扱っていて、最近よくMOVO Berthを使う機会が増えてきました。
2024年の4月1日から働き方改革関連法により労働時間の上限が縮小されることから、荷受け側も時間短縮のために続々と予約受付システムのMOVO Berthを導入してきています。
MOVO Berthだと順番待ちの時に並ばなくてもすむなど、便利な事がたくさんあります。
予約受付システムMOVO Berthの予約受付方法からメリット・デメリットまで、実際に使った感想をお伝えします。
少しでも待ち時間の短縮につながるといいですよね。
MOVOberthが増えてきたと言ってもまだ予約システムを導入している所は少ないですね!
予約受付システムMOVO Berthとは?
MOVO Berth(ムーボ・バース)は株式会社Hacobuが提供する業界シェア№1の予約受付システムで、全国の物流センターや倉庫、工場などで活用されています。
事前予約が出来る予約システムとタブレットやスマホで受付が出来る受付システムがあり、荷待ちや待機時間の短縮が期待できます。
TwilioのSMSを導入しスムーズな車両誘導を実現して、入退場や受付をオンラインで管理しています。
受付システムを導入している所の方が多く予約システムを導入している所はまだ少なく感じます。
MOVO Berthのログイン方法と予約方法
ログイン方法
株式会社Hacobuが提供している動画が分かりやすいのでご覧ください。
まず最初にMOVO専用電話番号050-3503-8669に電話をかけると直ぐにショートメールが来て、送られてきたURLからログインする事ができます。以下の画面から予約を行えます。
ブックマークやスマホのホーム画面に追加しておくと次回から電話をかけずに使うことができます。
予約方法
1.拠点コード(予約システムを導入している)が分かる場合は、拠点を追加するから拠点コードを入力して登録します。
2.新しい予約を登録するから、登録済みの拠点を選択して予約情報を入力してください。
予約項目例:予約希望日・運送会社名・ドライバー名・車両番号・車両形態・取引先・荷役形態・荷姿・数量以上は必須項目なので必ず記入して、時間帯を選択して最後に確認したら予約完了です。
3.オンライン受付は、予約に対しての入場登録と予約なし(新規入場登録)ができ、予約なしの場合は近隣に受付可能な拠点が有れば、離れたところでも遠隔でオンライン受付がする事ができます。
その他の受付方法
受付システムを導入している場合は、受付のタブレットに会社名、名前、電話番号、などを登録し、受付を済ませ接車出来るようになったらショートメールで呼び出されます。(この場合は受付をした順番になります。)
予約システムを導入している場合は、前日に会社側から予約を取ってもらい、当日予約時間内に予約番号などをタブレットに登録して受付します。
MOVO Berthに便利な機能が追加されたスマホアプリMOVO Driverもあるので、気になる方はこちらの記事を参考にしてください。
MOVO Berthのメリット・デメリット
メリット
- 着いたら受付して順番待ちが普通だったのですが、着いたら入場ボタンを押すだけなので楽になった(受け入れ場所で多少違いがあります。)
- おおよその時間を予約して、着いたら入場のボタンを押すだけなので時間効率がいい
(これも受け入れ場所で多少違いがあります。) - 待機中もショートメールで呼び出されるので、仮眠を取ったり休憩できる
(電話呼び出しの場所もあり) - 受け入れ先に着かなくても、電波の届く範囲内だったら手前で入場出来るので、待機場所にも困らない
- トラックから降りなくていいので、雨の日は濡れないからいい
デメリット
- 前に何台くらい待っているのか分からないので、どれ位で呼ばれるかの見当が付かない
(受付で聞ける所もあります) - 待ち時間が長いと、ちゃんと予約が出来てるのか不安になる
- MOVO Berthを導入したのを知らないと、かなりの時間ロスになる
特に朝一入出庫の時に知らないと、早く着いていても後回しになるので要注意! - 混む場所は1時間に10台とか予約枠を取っていて、早く来た順番になり、時間もずれ込む場合もあり、結果早めに入場しておくことになる。
デメリットもあるけど断然メリットの方が大きいと思いますね!
MOVO Berthのまとめ
MOVO Berthを使ってみて、時間効率が良くなっただけじゃなく、ショートメールで呼び出しになったりとトラックドライバーにとって有難いのではないでしょうか?
これからもっと導入する所が増えれば、スムーズに作業が進み待機時間の軽減になりますね。
工業団地や物流倉庫が密集している場所で、MOVO Berthにログインしてオンライン受付するをタップして、予約なし(新規入場登録)をタップするとMOVO Berthを導入している場所が分かるので、導入してる場所を把握しておくと、実際に行くときに便利です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
これからもこつぶブログをよろしくお願いいたします!
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